今後ますます重要度が増していく介護タクシーとは

日本の高齢化は年を追うごとに進行しており、高齢者の数は増える一方です。これに伴って、介護を必要とする高齢者が外出する困難さをどう克服していくのかも大きな課題となっています。こうした要請に対応するのが介護タクシーです。介護タクシーは、高齢者や障害者など自力では外出が困難な方や公共交通機関の利用が難しい方のためのサービスで、利用に当たっては介護保険が適用されるのがポイントです。

自宅介護の強い味方になるサービスです

介護タクシーは、要介護1以上の認定を受けている方で、自宅や高齢者住宅・ケアハウスに入居しており、ケアプランに利用が記載されている人が利用出来るサービスです。ただしこれは、介護保険を適用してもらう場合の要件であり、全額自己負担でも構わなければ誰でも利用する事が可能です。

介護タクシーの利用用途は、通院、役場や金融機関への手続き、および選挙などが介護保険適用範囲ですが、こちらも自己負担で構わなければその他の用途でタクシー会社に依頼する事も可能です。介護タクシーが他の一般的なタクシーと違うのは、サービスがタクシーの外にまで及ぶところです。具体的にはタクシーへの乗降補助だけでなく、乗り降り前後の自宅や施設までの介助もサービスの中に含まれます。これは通常のタクシーでは出来ないサービスです。

また、車いすが乗る車両や寝台が用意されている車両があるのも特徴です。必要に応じて外出時の着替えやおむつ替えも行ってもらえますし、施錠確認や火の元の確認などもしてもらえます。介護タクシーで個人が支払うのは、運賃プラス介護保険サービスの自己負担分ですが、介護保険サービスについては、ケアプランの内容によっても支払額が変わります。

また運賃は特殊車両を利用する場合には通常のタクシーよりも料金が高めに設定されている事が多いようです。介護タクシーを運転できるのは、資格を持ったドライバーだけですので、今後有資格ドライバーの育成が課題となるでしょう。

介護タクシーはこれから必要とされるサービスです

介護タクシーは自宅介護の大きな課題である外出をサポートしてもらうには、どうしても必要となるサービスです。その需要は今後更に増加していくと考えられます。介護タクシーのドライバーはタクシーの運転だけでなく、介護サービスも含めて提供する必要があるので、しっかりとした教育を受けた有資格者をこれから増やしていかなければなりません。

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